インド料理に興味津々

インド料理を食べたり、食べたり、作ったり、食べたり。たまーにインドに行ったり。

2010年02月

今週のレトルトカレーは、コヒヌール社のAchari Mushroomです。

『マッシュルームは分かるけど、Achariって何?』
調べてみたら、南インドで使われる苗字とのことでしたけど、ドウイウコト?


温めて中身を出してみたら、マッシュルームがいっぱい。
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今回は、ライスで食べました。(内容量はもっと多いです。一部だけ盛りつけ。)

味はオイリーかつ辛め。美味しいです。
濃くて、辛くて、酸味もあって、、、、

『あっ、そうか』
Achariはアチャール(Achar)の変形なのですね。(たぶん)


パッケージの商品名の下には、
「Fresh button mushroom cooked with pickled sauces and aromatic herbs」
と書いてありました。
確かにアチャール(ピックル)に似た味がしましたよ。


では、その原材料を見てみましょう。
マッシュルーム、水、ひまわり油、トマトピューレ、マンゴピックルペースト、
ニンニク、しょうが、塩、コリアンダーパウダー、レッドチリパウダー、
ターメリックパウダー、クミンパウダー、スモールカルダモン、ラージカルダモン、
メース、ナツメグ、クローブ。

なるほどー。マンゴピックルの辛さと酸味がこの料理の特徴なのですね。

東京都渋谷区桜丘町16-6 サンライズ桜丘B1F


今日のランチは渋谷。
移動中の渋谷で乗り換えの時に、ちょっとランチです。
駅から遠くないところで、思いつくのはコチラ。
近くに、ダルバートが食べれるマンダラとガネーシャもあるけど、未訪問のカンティプールにしました。
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ビルの地下1階にお店はありますが、表示が小さいので見落としそうです。
『なんかショボイなー』と思いつつ、階段を降りるとお店があります。
恐る恐る入店したら、ビックリ!
予想以上の席数のお店で、それが満席。
『ショボイ』なんて、大ハズレ。店内は活気ある人気店の雰囲気です。

ランチのセットで、マトンカレーを注文。
すぐにサラダが出てきて、その後スグにカレーも出てきました。
ランチは完全作り置きなのでしょう。
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しかし、それからナンがなかなか出てこない。
ナンがきてからセットの写真を撮ろうと思ったのですが、ぜーんぜんナンが来ないから、先にサラダを食べちゃいましたよ。(サラダ食べる前に写真撮影)

サラダも食べ終わって、『このままじゃ、カレーが冷めちゃうよ~』と思っていたら、ナン登場。
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え?
これだけ?

このお店はナン食べ放題なので、あっちこっちのテーブルから「ナンお替わりください」の声が聞こえてきます。
ランチピークには、それがナンの焼き上がりに追いつかないみたいです。

最初のナンをすぐに食べ終わっちゃうから、私もお替わりを注文。
しばらく待たされて、
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『…。』


だめだこりゃ。
せっかくナン食べ放題のお店なのに、なかなかナンが焼き上がらないで、思いっきりナンを食べることが出来ない。
『こりゃだめだー。二度とランチには来ないなー』と、思っちゃいました。

でも、それから10分後にはご機嫌。
ナン不足で、配給待ち状態だったのはピークのごく僅かな時間。その悪いタイミングに当たっちゃっただけで、後半は焼きたてナンがいいタイミングに適量運ばれてきました。
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カレーの量はタップリあります。
ナンがタイミングよく出てくればご機嫌です。
常に焼きたてが運ばれるから、逆に、こうやって少しずつ配膳されるのもいいですねー。

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カレーは、スパイス濃いめの北インド風。
濃くても、清涼感あるカルダモンを効かせてすっきりまとめてあります。

ミキサーでトロトロにさせたグレービーソースが、ナンにピッタリ。
底の方には、大きめマトン肉がゴロゴロあります。

これで900円。
こりゃ人気なのも分かりますねー。

ランチではネパール料理っぽいものは無いようで、北インド料理店として美味しいお店だと感じました




<おまけの話>
ビックリしました。

私、少し前からツイッターで「つぶやき」始めてたのです。
今日は、このお店に来たのをつぶやこうと、まずは写真だけ掲載。
上記の一番最後の写真を掲載したら、
それを見た人から、「カンティープールですね」とのコメントが!

たった1枚、マトンカレーのアップ写真だけで、お店を言い当てる人がいるのです。
驚きました。
カレー美大生ってスゴイ。

東京都新宿区四谷4丁目26-1


今日もランチタイムに食べ損ねて、15時をまわってしまった。
しょうがないので17時過ぎまで待ってから(私にとっての)ランチを食べようかと思ったら、
待たなくても食べられるお店がありました!

15時過ぎでも営業していました。コチラのお店。
場所は新宿御苑からも、四ッ谷三丁目からも、曙橋からも、ほど遠い場所。
ビルの半地下のような店舗でした。
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コノお店に入ったのは、15時過ぎて営業していた以外にもうひとつの理由があります。
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安いのです。
日替りランチ500円なら入っちゃいますねー。

さずがに15時過ぎ。店内は誰もお客さんはいません。
ランチが出来るまで、フロア店員さんとしばし談笑。

友人(Yujin)というお店は、どこか他の場所にもあった気がしたので、
「こちらのお店は、他にも店舗ありますか?」と質問。

池袋と千駄木にお店があるそうです。
「ミルミレ」という店名で。
ここは、その「ミルミレ」の新規出店らしいです。
(『そっかー』、、、、『でも、Yujinという名前のお店が、他にあるような気がするのだけどなー』)



今日の日替りは、ナスとチキンのカレーです。
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ナンかライスがついて500円。(サラダとドリンク付だと650円)
これはいいですねー。



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カレーは、具材としてのナスとチキン以外に、ジャガイモが入っていて、豆も入っているようです。
豆とジャガイモを煮くずして、タポタポとやわらか粘度があるので、まるで日本のカレーのように
なっていますが、店員さんに言わせると「12時前だと、もっとサラサラね。保温機に入れてるから、違ってくるね」とのことでした。

肉と野菜の旨味が出てきて、煮込んだカレーも悪くありません。
ただ、スパイス効果が保温機に入れ続けている間に減少しちゃったようで、スパイス感が少し不足気味でボケたようなイメージにもなっちゃているかもしれません。
ベースは保温機でいいけど、客に出す時に最後のパウダーミックススパイスを足すとか、タルカで注ぎ入れるとかして、シャープなスパイスを出してもいいのかも。(なーんて、私の素人考え、ですかね)

まあ、この場所で500円ということを考えれば、良いお店だと思います。
ランチメニューには、ランチ17時までと書いてありますが、17時からのディナータイムでもメニュー内容はほとんど一緒らしいです。(今後変更しようとは思っている、とのこと)

こういうお店が、自分の家か仕事場の近くにあると、便利なんでしょうね。

東京都中央区日本橋室町1-11-14

三越の前から少し路地に入った所にできたお店。
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キレイに塗装してオシャレな雰囲気の店構え。
店前にタンドール。店の1階はバーカウンターのような雰囲気。
2階に行くと、壁には落書き風なインドの地図とメニュー写真。
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ワクワクしますね。


ネットで事前調べしたところでは、このお店は去年開店して、その時は「南インド屋台料理」というコンセプトだったと思うのですが、しばらくするうちに「南インド」は止めてしまって、いまじゃ「インドの屋台の料理ムンバイマーケット」になっているようです。

こういった、何をやりたいだかハッキリしないお店には、私はあまり期待しないです。
「料理にこだわっている」のでなく、「もうける事にこだわっている」ような印象を持っちゃって。
「お店の方向性がハッキリするまで期待できないなー」なんて期待せずの訪問ですが、まずはお店の雰囲気は悪くありません。


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ランチのメニューはこちら。

こちらのお店のひとつのウリが、一番上のインド式の弁当箱。
インドのカレーも漏れない弁当箱は、私も興味ある物。それを使うのは面白いとは思うのですが、わざわざレストランで弁当箱を食べるのもどうかな~、って気分でコノセットはパス。
(会員制のテイクアウトシステムで、この弁当箱を使ってみたら面白いんじゃない? そんな会員になるマニアは少ないから商売としては成り立たないか。。)

上から2つ目のセットはモモのセット。
南インド料理店だったのが、ネパールよりのお店になっちゃったようです。
壁のメニューではゴア料理をウリにしているようなんですけどねー。

結局、一番下の「ムンバイ ナンプレート」にしました。
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本当はサラダもつきますが、お断りしました。

プレートは、陶器のお皿を使ってます。
キレイな印象で、OLさんに良いかも知れませんね。
ターリーって、皿だかお盆だか分からなくて、ターリーに直接サブジとかが載っていると嫌がるOLさんがいるかもしれませんから。

ナンは薄めのナン。表面パリッとして美味しいです。
カレーはマトンキーマを選びました。
これが、味濃いめで美味しいです。期待しなかったお店でしたから、期待以上の美味しさです。
しかも量も多くて、おかわりナンを頂いちゃいました。いいです。

カレーとナンのセットに、ちょっとでも副菜があると嬉しいですね。
ジャガイモとマッシュルームのサブジです。
こちらはあっさり味。

どれも今日の料理の味は悪くないと思います。


お店の雰囲気とか、お弁当箱を使ってみたりとか、「何かをしよう」と頑張っていると感じるお店。
ディナーメニューを見ても、何が「インドの屋台料理」か分からない「インドネパール料理店(北インド料理を中心に、少しモモと創作料理を加えたメニューのお店)」ですが、お店の方向性がハッキリ定まったら、再訪問してその「ウリ」を食べに行ってもいいと思いました。

で、このお店は何を目指していくのだろう?

東京都港区西新橋2-13-8


本日のランチは新橋地区。
この地区では少し前から気になっていたお店があったので、その店へ直行。
ランチといっても14:50。
15時までのランチライムのギリギリ最終客として入店できました。ふー。
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1月に開店して、ネパール料理が食べられるお店として気になっていたのです。
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ネパールのお店と言えば、、、、、ダルバート!
お店では「ネパールランチ」という名前ですが、ダルバートセット(*)があります。
(*ダルバートとは、ネパールの定食。ダル=豆、バート=ライス、とその他料理のセット定食です)



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このプレートを見るだけで、ワクワクしちゃいますね。
メニューでは「アチャール」が書いてなかったので、『サラダなんかイラナイから、アチャールにすればいいのにー』と思ったのですが、アチャールもついてますね。

でも、『やっぱりサラダでなく、違う物がいいなー。サーグタルカリとか、、』
なぜか日本では生野菜サラダが定番化してますね。


ダールは、ネパール料理っぽいダール。
なにしろメニューをもう一度見てみてください。
ナン+カレーの、北インド的カレーを期待している人向けのカレーではダールはありません。
ダールは、このネパールランチ用に準備された物なのです。

お店によっては、ネパール料理のダルバートでも、ナンと食べる北インド料理のダールを使っている場合もあります。
それは、コスト的にも、手間も、数がでないダルバートのために別のダールを作ってられないのでしょうから理解もできるのですが、やっぱりダルバートのダールは違うもののほうがいいですね。
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ダールはライスにドバーっとかけていただきましょう。
アチャールはゴルベラコアチャール(トマトのアチャール)。これを混ぜながらもいいですね。


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ドライタイプのタルカリは、ナスとザク切りタマネギ、パプリカとピーマンとトマトと肉。
ややオイリーで、唐辛子の香ばしい辛さのある美味しいタルカリです。
美味しくて、ご機嫌気分でいただきました。

メニューに書いてあるように、ナンとライスは食べ放題で、このセットの場合でも、ナンを追加することも可能です。
ライスが多くて、お替わりできなさそうですが、店員さんとお話ししてて、私が『ナンも食べてみたい』と言ったら、作ってくれました。ありがとう!
(ナンも食べてみたい人は、ライスを少なめにしとくといいと思います)
焼きたてナンは、塩と砂糖を入れたと思われる味わいのナンで、ふわっと甘い美味しさのあるナンでした。

これに、ドリンクがついて1000円。
それが、なんの割引だか分かりませんが、割引があって950円。
満足しました。


ちなみにフロア店員さんは日本人のオーナーさんでした。
インドやネパールなどの料理店の場合、言葉の問題があってフロア接客に難ありのお店も多いですが、このお店は、気配り目配りが行き届いたフロア接客で居心地もよかったです。

今はネパール料理は少ないようですが、これから増やす予定とのことですし、ネパール好きには今後も期待のお店かもしれません。
私も再訪問しようと思ってます。

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