インド料理に興味津々

インド料理を食べたり、食べたり、作ったり、食べたり。たまーにインドに行ったり。

2010年05月

久しぶりに行ったコトがないインド料理の食材店(インドに限らないが)に初訪問。

今回は大塚にあるラフマニアというお店。
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駅から歩いて3分ぐらいのところ。インド料理店SABAの近くです。
お店はとっても小さいです。


でも、実はこの日は、この食材店がメインではありません。
食材店で待ち合わせたmoosldさんと一緒に、この近くにある所を見学するのがメインです。
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それはモスク。
イスラム教の人がお祈りする場です。


入口で靴を脱ぎ(私はヒンドゥー寺院の時のように靴下まで脱いじゃいましたが、靴下は穿いていても大丈夫)階段を上がって、見学を申し出ると、施設の人(パキスタンから来日)が優しい笑顔で快く迎えてくれます。
ただし、今は取り込み中なので10分だけ、上の部屋で待っててくれとのこと。


上の階(4階)は、事務所なのか何なのか、イスラムに関する本(洋書)が大量にある部屋。
そして、その部屋には一人のドバイから来た男性が居ます。


この男性とお話しながら10分を待つ事になったのですが、、、、、
この方との会話は英語。。
ツライ。
つらかったー。


私は英語が苦手ですが、それ以上に、この方の行っている内容が困ったのです。
それは、まるで禅問答のような話。
例えば「机は大工が作った。では人間は誰がつくったの?」と質問されたり、。
(結局、すべて『神は偉大』という結論になる話)
日本語で訊かれても『なんと答えればいいんだー』って質問を、次々と英語でされる。

ほんの2分で私の頭はダウン。
もはや言葉を聞き取って理解しようと言う意志はなく、ただただ早く時が経つのを祈る。


*この男性はコーランをよく理解されている方で、一般のイスラムに人にもコーランを教えるような人ではないかと推測されます。日本だけでなく世界中で活動されているようでした。(たぶん)
私も、そんな方に敬意は持っています。単に私の頭がついてかれなかっただけです。


しかし、10分経っても施設の人は来ない。
あーーーー、つらい。


その後、しばらくして、このモスクに来たスリランカ人男性が登場。
この方は、日本の大手企業に勤務している方で、日本語も話せて話もエンジニアらしく論理的。
この人に、いろいろとイスラムのことを教えてもらい、これは楽しかったです。

私はカレーに興味があり、そこから派生して、インドのいろいろな文化、風習にも興味を持ち、そのひとつとしてヒンドゥー教やイスラム教の本なんかも読んだりしました。

イスラム教って、暴力的とかテロとかのイメージが強いですが、ちょっと知ってみると、イスラム教って、なかなか面白そうですし、いいところがいっぱいあります。


でも、根本的なところが分かってないから、興味あるところを教えてもらいました。

「神様をどんな形でイメージしてるの?人の形なの?」→「形はない」
「存在しているって思うことは、何か形をイメージするんじゃないの?」→「形はなくても、存在していることは認識している。それは神以外でも見えなくても存在していると認識している物はあるでしょ。」

「メッカに向かってお祈りするのは、メッカに神がいるから?」→「神がメッカにいる訳ではない。世界のみんなの統一性を持たせるために発祥の地であるメッカに向かっているだけ。だから別の方向に向かってお祈りしてもダメではない」

「会社勤めで、1日5回のお祈りはできているの?」→「朝、昼、夜の2回はできるが、夕方の1回は勤務中でやれない。」
彼曰く、イスラム教の概念では、死後に天国と地獄があって、天国に行くためにポイントを集めている。多くお祈りすれば、それだけ多くのポイントゲットするし、同じお祈りでも一人でするより多くの人と一緒に行ったほうが高ポイントになるらしいです。(たぶん、異教徒に分かりやすく説明してくれた表現なのでしょう。)

その他にも、いろいろお話を聞かせてもらって面白かったです。


その後、施設の人が来て、施設を見せてもらいました。
2階は、体をキレイにするためのシャワールームとお祈りの場。
イスラム教は偶像をおかないので、お祈りの場は、単なるスペースって感じ。

この日は子供たりがコーランを覚えるために音読してました。
意味は分からないですが、ソラで言えるようになるための練習のようです。(お経と同じだね)

3階は会議室のようなスペース。
この日は、これから入信式&結婚式があるというので、それも見学させてもらいました。

その式っていうのが、そんなに厳かじゃありません。
半分、宗教的事務事項って感じ。
結婚を認める(受け付ける)人(=モスク側の人)も、コートを着たまま対応してるし。
いいの?


そして、一番驚いたのは、その結婚式で男性から女性にプレゼントをあげるところ。

イスラム教では、結婚の際には、男性から女性になにか贈る事になっているらしいのですが、今回は指輪をプレゼントしてました。
で、その時モスク側の人が「で、これは幾らすんの?」と質問   (本当は英語です)

『オイオイ、そんなの聞いちゃっていいのか?』と思っていたら、
新郎も「○ドルです」と普通に答えちゃってます。

さらに、その答えを聞いて、モスクの人が書類になんだか書いちゃってます。
はー?

イスラムでは、将来別れたときのトラブル回避のために、結婚の時に贈ったプレゼントも結婚の書類に記載しておくそうです。
『なかなか合理的なのかもしれません』

異文化って面白い。


ココにはまた、行く日時を変えて訪問しようと思ってます。



<おまけの話>
初めの禅問答のような話が延々と続いた後、
「じゃあ、真似して」と言われ、

(何と言ったかは忘れたのですが、)
「ラー、」「ラー」
「イラハ」「イラハ」
「イッララー」「イッララー」…
みたいな言葉をくりかえし復唱してた後に、

「これで君もイスラムの仲間入りだ」みたいなことを言われて握手しちゃいました。

そういえば、ムスリム男性と結婚した日本人女性が、何か言葉を唱えるだけでイスラム教になったとブログで書いてたっけ。




あー、オレ、いつの間にかイスラム教徒なの?




注:イスラム教の教えでは、「イスラム教への改宗を無理強いしてはいけない。」となってます。
 あれは無理強いではなかったってことなのね。(笑



*******************
<6月9日追記>

かばんの中から、こんな物が出てきました。
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『あー、そういえば、モスクに行った時にもらったんだ!』


それは、大塚のモスクに見学に行った時のこと。
おエラい先生のような人のお話が終わった時に、その人が手首にしていたコレを、
「それは何です?」と聞いてみたのです。


まるで仏教の数珠とソックリだったので、興味を持って質問。

そしたら、やっぱり数珠のようにお祈りの時に使用する物で、念仏(とは言わないだろうけど、そういった言葉)を何度も唱えるとき、手に持ったこの数珠のタマを一つずつ動かしていくそうです。

「ラー イラハ イッララー モハマド ラスールッラー」、珠を一つ動かし、
「ラー イラハ イッララー モハマド ラスールッラー」、珠を一つ動かし、
「ラー イラハ イッララー モハマド ラスールッラー」、珠を一つ動かし、って感じで。

『宗教違っても、考えつく道具って似たような物になんだな』というコトが興味深くて聞いてみただけですが、おエラい先生っぽい人が、
「じゃあ、これをあげるから、心が安らかでないときは、これを使って何度も言葉を唱えなさい」と、くださりました。

申し訳ない。

というより、、、

本当に入信したと思われてやしないかと、、、、怖い。。

中央区八丁堀1-5-1 本八重洲ビルB1  03-3553-6285


最近ダルバートを食べていないせいか、ダルバートが食べたくてしょうがない。
そこで、会社が終わって、会社から近場でダルバートを食べに行く事に。

会社の八重洲から近いお店として、前回はカイラスヴィラへ行きましたが、今回は徒歩でも行かれるこのお店。宝町インターの近くにあります。

こんかいもメニューも見ずにダルバートの注文。
メニューで確認したら、ダルバートの記載って、ちょっと分かりにくいからよく見ないとね。

オーダーが入ると、おもむろに調理開始。
けっこー待ちます。。。
厨房で、せわしなく動いて、作っているようですが、なかなか出来てきません。

気長に待ちましょう。

作り置いた物が中心ではなく、オーダーが入ってから完成させる物が多いとどうしても提供まで時間がかかるもの。
遅い事は良い事、と考えて、メニューを熟読します。

メニューは、いろいろネパール料理があって、複数人で来ても楽しそうですが、この39シリーズは魅力的。
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酒のおつまみとしてもいいし、一人で来た時の「もう一品」にちょうどいい。
次回は、ここからも注文しよっと。


なーんて、考えているうちにダルバート登場。
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ディナータイムで、1200円でこのダルバートは良心的。
他のメニューと比べても、ダルバートはコスパいいようですし。



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カトリが、上からダール(豆)、マトン(羊肉)、サグ(青菜)。
サグの下はマンゴーピックル(マンゴのピクルス)。

ダールもマトンもサグも、前回訪問の時にもあったんですが、どれも味付けが違います。
個人的には、前回の時のほうが美味しかった気がしますが、それは初訪問の感動による心理的ポイントアップのせいなのかもしれません。
今回も、美味しいことには、美味しいです。


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カレー類はその他、アルゴビ(じゃがいもとカリフラワー)。
そしてスージ(セモリナ粉)を入れたデザート。
その下はタマネギアチャール。

今回残念だったのは、アチャールがネパールらしさが感じられないアチャールだったこと。
できればムラ(ダイコン)、アル(ジャガイモ)などが定番として嬉しいですね。


そしてダルバートはもちろん、中央には大盛りのバート(ライス)。
それと、パパドもありましたが、パパドは円錐形にしたオシャレスタイル。


美味しいです。
美味しさを噛み締めながら食べてたら、店員さんが「よかったらコレも」と言って持ってきてくれました。
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おお!
(前回も出してもらったもの)


もしかして、どうやら4ヶ月前に1度だけ来た私の事を覚えていてくれた?

帰り際に少しお話したら、やっぱり覚えていてくれたみたいで「よかったらチャイ入れますから、ゆっくりシテってクダサイ。」って言ってくれる。
残念ながら、時間がなかったので遠慮させてもらいましたが、嬉しい接客です。
また行きますね♪

ちなみに、最初「よかったらチャイ入れますから、ゆっくりシテってクダサイ。」をネパール語で言われました。
私の事をネパール好きで、ネパール語も話せる人と理解してるようです。

すみません。
私が発するネパール語は、10単語もありませんよ。。。

東京都中央区八重洲2-7-9   03-3272-7160


今の勤務地(八重洲)になって、何度かランチには訪問しましたが、食べるのはいつもミールス。
実は、ココではミールス以外にランチで食べてみたいものがあったのです。

それはドーサ。


ドーサランチは12:30からのメニューなので、なかなか食べる機会がなかったのですが、ようやくそのチャンス。
遅めのランチでダバに向かってGOー。

会社はビルの上のほう。
エレベータで降りて、ビルを出て、早足で行って10分ぐらいかかります。
ようやく着いたら店の外にも人が並んでいる。
『あ~、せっかくのチャンスがダメだーーー』
ここのお店の12:30少し前は、満席&多数並んでいる状態なのですね。。。

でも、少しすると、あれよあれよと人が出てきて、あれよあれよと結構早く座れました。
このお店は12時前から満席になり、12:30までがピークみたいです。12:45ぐらいには空席もチラホラありましたから。


ドーサランチは、大きいドーサにするか、中サイズドーサ+ライスにすることもできます。
私は大ドーサで。

カレーは、サンバルか、その日の日替り3種のカレーから選択可能。
私は初回なので定番のサンバル。

1200円のドーサランチ♪
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美味しいです。


ちなみに、これはマサラドーサですから中身はこんなのです。
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この部分は、もう少しホッくりしてたほうが好きだし、味も濃いめが好き。(あくまで個人的な嗜好)
でもコレもコレで美味しいのでしょう。


ドーサも美味しいのですが、この日に私が最も嬉しかったのは、
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サンバル!
とても美味しい。


なんでだろ?
サンバルはミールスにも付いてくるので、何度か食べたハズなんですけど、この日のサンバルはいままでで一番の私好み。
以前より豆の旨味がハッキリしてるし、カレーリーフなどの豊かな香りがいい刺激を与えてくれる。(ような気がする)
同じお店でも、味が変わるのか?それとも私のコンディションで味覚が変わるのか?
不思議だ。



<参考>
サンバルの右上の白い物はココナッツチャトニ、サンバルの左下のオレンジ色のペーストはジンジャーチャトニでした。

東京都中野区新井1-23-23  03-3388-0373

夜、会社のお仕事飲みがなくなった♪
家には「遅くなるから。ご飯はいらない」」と言ってある。

おー、大チャンスだー!


しかも、この夜は南印度ダイニングでミールスを食べよう会に誘われながらも、この会社飲み会の為に断った日。
大急ぎで幹事さんに連絡。
『食べさせてー』


お店に連絡とってくれたり、いろいろ手配してくれて無事に夢のミールスにありつけることになりました。
ありがとう♪


このお店のミールスは、予約制だし、一人じゃ予約できないから、今まで食べたくても食べれなかったのです。
ランチにはコストパフォーマンス抜群のミニミールスがあって、それを食べたら美味しくて満足できるのですが、逆に料理数も多い本当のミールスが食べたくて食べたくて。
あー、ついに念願かなったり!


まずはビールで乾杯。
いつもインド料理を食べる時にはアルコールを飲まない私は、キングフィッシャーを飲むのは初めて。
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そして、いよいよ料理のスタート。
今回はシーフードミールス。
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パパド、エビ、サバ、フィッシュテッカ(かな?)


続けて、
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カニカレー(左)、エビカレー(右)

このカニのカレーは特に気に入りました。
小カニは、カレーに旨味を出してくれるし、その小カニがそのまま入っていてバリバリと食べる食感も初体験の面白さ。いいですねー。



まだまだ続き、
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イカカレー(上)、ナスのクートゥ(下)

イカカレーは少しココナッツミルキーで、他の2種のシーフードカレーと全く違うタイプ。
種類の多さを楽しめるようになってるのでしょうね。

クートゥは、自分で作るのとは違って勉強になります。
自分で作るときほどココナッツ味を目立たせないし、豆もツブをかなり残す程度なのですね


そして南インドといったら、これも定番
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ラッサム(右上)  *左下はさっきのイカカレー

このお店のラッサムは力強いイメージ。
前回は、ガーリックを強めにしてあるラッサムでしたが、今回はガーリックはそれほどで、ブラックペッパーが多めな味付け。
いずれも、私には力強いイメージです。そして、いずれも美味しい。


これらが、どんどん盛られていきますが、ご一緒のブロガーさんは料理に手をつけないから私も我慢。
こんな美味しそうな物を目の前にして、みんなよく我慢できますね。
私は、もう我慢の限界です。早くたべたいーとヨダレ充満状態。
我が家の犬の気持ちが分かりましたよ。エサを目の前の「まて」はつらいね。


みんなが盛りつけ終わるまで手をつけないのは、この写真のため。
ライスとポロタが配られて完成ー。
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さすが、ブロガーさんの集まりだ。

もし私が一人だったら、写真なんて二の次で、順次たべちゃいますよ。
でも、こうしてライスとパロタも揃った状態の写真を見ると、やっぱりミールスっていいね。



さらに、みんなが揃うと壮観です。
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夢の世界だ~。



念願かなったこのお店のミールス。
しかもシーフードインド料理って、なかなか食べる機会がないから、どれも食べてて楽しい。

そして、私にとって初めての食事会も楽しい。
同じ嗜好の人だからなのか、初対面なのだけど、そうは感じないぐらい居心地がいいです。
楽しくお話しながら、食事も完食。





と、思ったら、
「次はビリヤニがあります」と、
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チャナとマタールのビリヤニ。

ビリヤニとプラオの違いを、「肉をビリヤニ、野菜だとプラオ」と聞いたことがありましたが、野菜でもビリヤニはあるみたい。
作り方がビリヤニ(カレーとライスを層にして蒸し焼く)にした、野菜ライスはやっぱりビリヤニなのですね。
クローブの香りがほんわかたってます。


ビリヤニには、これも。
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ライタ(ヨーグルトサラダ)です。


このまま食べてもいですが、ビリヤニにかけてもいいです。
すっかり、ライスにヨーグルトが「普通」に思えてます。


あー、美味しかった。




と思ったら、デザート。
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粗い粉状にした米をミルクで煮て冷やしたようなデザート。
インドだと激甘にするのでしょうが、日本人向けに甘さ控えめ。
インド料理好きでも、スィーツ類に関しては、インドオリジナルテイストでなくていいと思う人が多いですよね。


しかも、このデザートとは別に、南インドの定番のバナナもありました。
(バナナは写真いらないですよね。珍しくない普通に八百屋で売ってるバナナ)



もちろん、チャイもありますよ。
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みんな満足。
私も満足。

ただ、せっかく念願のミールスが食べれたのですが、、、、、



『あー、別のミールスも食べたいよ~!』


今回はシーフードミールスを食べたのですが、ベジミールス、ノンベジミールス(肉)もあるのです。
あー食べたい、食べたい。

Ashoka社のレトルトカレー。
(インド製の物を、シンガポールのインド人街で購入。)


今回は、Baigan Bharta。
Bhartaが何の意味だか分からないのですが、今は調べる気もしません。(地名? 後日、調べたら書き換えます)
名前なんて、どうでもいいね。
要するにナスカレー。


ナスを焼いてカワを剥いて、身をマッシュして、トマトとスパイスで作った汁少ないカレーってところでしょう。。。たぶん。

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ナスをマッシュしたカレーは好きなカレーの一つなのですが(って、だいたいのカレーは好きだね)、このレトルトはちょっと、『どうかな?』の味もあります。
(不味いという訳ではないが、なんとなく自分好みでない)


何が好みに合わないのだか分かりませんので、材料チェック。

ナス、トマト、タマネギ(スプリング オニオン)、油、タマネギ、ガーリック、ジンジャー、塩、
グリーンチリ、コリアンダーリーフ、チリパウダー、コリアンダーパウダー、クミン、
ターメリックパウダー、マスタードシード。


『あれ?』

ごくごく一般的な材料調味料しか使ってませんね。

なぜこの材料と、このスパイスで、あの味ができるの?

インド料理はよくワカリマセン。

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