インド料理に興味津々

インド料理を食べたり、食べたり、作ったり、食べたり。たまーにインドに行ったり。

2010年09月

インド料理好きは、カレーリーフを育てているひとが多いです。

やっぱり、乾燥カレーリーフよりフレッシュカレーリーフのほうが香りがいいから。


でも、私はそこまでカレー作りにのめり込んでいる訳でない。
『フレッシュが欲しけりゃ、使う時に買えば良いね。』

売っているお店は分かっているから、必要な時に買えばいいという考え。(ただし初夏~秋まで)



だった。






去年まで、自分でカレーリーフを育てようなんて思いもしなかったのですが、

今年になって、『買わずに、必要な時に、ちょこちょこっとカレーリーフが手に入れば最高な環境だよな~』と思えてきて、苗を買っちゃいました。



でも、さー困った。
『どーすりゃいいの?』



とりあえず、家にあったテキトーなプランターに移して、水やって、日の当たる場所に放置。
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それでも、なんとなく新しい葉っぱも出てきて育ってます。

でも、これから寒くなってきてからが問題だな。どうなることやら。




昨日、カレーリーフを育てるのに詳しい人達に聞いたら、
とりあえず、私のだと鉢が全然小さいみたいだ。
『週末に植え替えよう。』



身近に教えてもらえる人ができたから、相談しながら育ててみよう。
「先生達、よろしくです。」

今宵は西新宿5丁目にある評判のお店、コチンニヴァースに行ってきました。
オヤジ4人集まれば、一人でいくより多くの種類が食べられていいのですが、
みんなと食べると、話をしているのが面白くて、料理に対しては集中してないから、味の記憶も曖昧になるし、料理名とかも記憶できてないみたい。

基本的に写真だけ見てください。
なお、ご指摘いただけると後で訂正しますので、おかしな点は教えてください。


まず頼んだのは、マッシュルーム65。
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「マッシュルーム」というのは、日本人の考えるマッシュルームと定義が異なるようで、他のキノコ類でもマッシュルームと言う事があるみたい。
これも、(日本人が言うところの)マッシュルームではないですよね。
味は辛口め。酒のツマミに最適な一品ですね。





次は、青菜のクートゥ。
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前日も別のお店で「クートゥ」を食べたけど、まったく別の料理。(具材が違うというだけの意味じゃなくて)
「クートゥ」といっても幅広い料理があるのですね。
これも結構好きな味。





次はマトン料理。料理名は忘れました。
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かなり肉がトロトロになるまで煮込まれてます。





そして、トマトライス。
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色からイメージが違います。もっと赤っぽい物を想像しちゃってましたよ。
ホワ~っとホールガラムマサラが入ってるような豊かな香りがして、ニオイが美味しいです。





次は、
ナスのマドラスなんたら。(忘れました)
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もう話に夢中で、あまり覚えていません。。。





オヤジ4人だから、まだ頼めます。
魚のカレー。料理名は分かりません。
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これは美味しい。
魚料理だから、クサみさえ防げれば、その旨味で美味しくなり易いのが魚カレーだとは思いますが、それだけではありません。酸味っぷりがよくて、美味しいのです。
この酸味が苦手の人もいるかとは思いますが、私には好みの味になってました。





さらに追加オーダーで、ゴーヤとパニール。
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ゴーヤって素材はインパクト強いですね。
味が強いゴーヤのおかげで沖縄気分のインド料理です。
(ゴーヤといえば沖縄としか発想が広がらない、貧しい発想力の頭を持つ私。)




そして、アーチャリー・オクラ。
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これも「酸味」を味わう料理かと思ったら、イメージとは違った味。
苦味もあって、大人の味って感じ。
私の使ったことがないスパイスが使われていて、それを一緒に食べてた方達が教えてくれるのですが、私の頭のキャパオーバー。
何のスパイスだったか、既に忘れています。

『まあ、楽しかったからいいや。』ってことにしちゃう。


お店の立地は、便利ではない場所。
(新宿から歩くのはしんどい。最寄りは都営線の新宿五丁目という駅だけど、しんな駅しってます?)
そして小さい店舗。「オシャレなレストラン」的な雰囲気ではなく「定食屋」的に近い雰囲気。
その店内には調理している煙がたまりがち。服や髪にニオイがつく心配が多少あります。(>多少?)
だけどとても人気。
立地が悪くても「わざわざ」足を運ぶ人が多いから、水曜のディナータイムでもお客さんはいっぱいです。

全体的に濃いめにビシッと味付けしてあるのがいいのかな?
南インド料理って、料理によってはボケたような味になっている場合がある(素材を味わう訳でもなく、スパイスを味わう訳でもないような料理=個人的なイメージ)ように思えますが、このお店は、それが無いから人気なのかも。(と、何を言っているか伝わらないような文章。)
要は、濃い味の南印度料理な印象でした。美味しいです。




注意:どちらかと言えば、油も多めだと感じました。

「北インドは油多くてダメ。南印度料理は油が少なくていいよね」と言う人が多いように思いますが、その南インド料理の中でも、このお店も人気なのを考えると、やっぱり油って本能的に美味しさに直結してるのかも。 (なーんて思っちゃったりして。)

今日は中野にある南印度ダイニングでベジミールス♪
このお店は、予約制のミールスだし、一人では予約できなかったから、食べたくても食べられない高嶺の花のミールスでした。
(ランチのミニミールスは予約不要、一人でOK)


でも、ブログやツイッターで知り合った方々にご一緒させてもらえたので、この店では久しぶりのディナーのミールスです。(今日は、この店のミールスの超常連さんが一緒。私の半分も生きてないのに、カレーに詳しい恐るべき娘)


このお店のミールスの嬉しいのは、バナナリーフ。
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バナナリーフに盛られるだけでワクワクしちゃいます。

今回はベジ。
リーフの上に、(左下から)サモサ、チャパティ、ワダ、ココナッツチャトニ、ジャガイモポリヤル(?)ナス、ダイコンクートゥ、ピックル。


しつけの出来ていない犬と同レベルの私は、料理を目の前にして「待て」ができないので、「じゃあ。」と言って、『みなさん食べましょ』オーラを出しますが通じず。
逆に「どうぞ」と言われても、一人だけ食べ始めるほどの神経もないので、、、待ちます。


口の中に唾液が充満してきちゃいますよー。


そして、お行儀良く、一通りそろったらお食事開始。
『やったー♪』
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今日のミールスセットには、
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ウプマもあります。



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それに下からラッサム、サンバル、ダール。



私は食べませんでしたが、カード(ヨーグルト)も出してくれます。
食後にはカジュール(お菓子)とチャイとバナナも出てきます。


おなかいっぱい。美味しかったです。
今日はピックルとクートゥが特に美味しかったように思えました。
あっ、そういえば、いつもは少ししか食べないウプマもバクバク食べちゃった。
それにサンバルとラッサムはもちろん安定的に美味しいです。


ミールスはお腹も心も満たされた感じになれますね。




ナマステインディアで、このお店のブースで食べた方、「お店で食べれば、格段と美味しいですよー」
ランチでミニミールスを食べた方、「もっといろいろと美味しい物がありますよー」
機会を作ってたべてみて損はないミールスだと思います。


そして、
今日ご一緒いただいた方、「美味しかったですねー。ありがとうございました。」

昨日(25日)と今日(26日)は、代々木公園でインドファスティバル「ナマステ・インディア」が開催され、両日とも少しだけ行ってきました。


今回は、あまり飲食をしませんでしたが、日頃ブログやツイッターで交流がある方とお会いできて楽しかったです。
実際には初めてお会いした方もたくさんです。
食べ物が「美味しかった」という印象はないのですが、イベントが「楽しかったー」という印象です。



イベント内容についての説明は、他のブログでいっぱい出ているでしょうから、今回は個人的感想のみ。
まずは、目についた物について。

イベント会場を歩き回って目についた男性(物)。
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やっぱりインドというと、ターバン男なんですよね。
実際には、ごくごく一部であるシーク教の人なのですが、インド人の象徴のようです。
そういえば、エアインディアのマスコットもターバンしてましたよね。
外国人のイメージするインド人だけでなく、インド人が描くインド人らしいインド人もシーク教なんですね。



目についた女性
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電話会社のコンパニオンです。




目についた物品。
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物品は、だいたい例年通り。
衣類、お香、チャッパル、神様シール、レトルト食品などなど、だいたい例年と同じ。

一番興味をひかれる物があるのが、アジアンハンター。
カトリやターリー皿など食器類や、調理器具も扱ってます。

写真はイドゥリの蒸し器。
『お~こんな物まであるんだ!』と思いました。
もし自分がイドゥリ好きだったら買っちゃいますね。でも、自作しようと思ほど好きではないのでパス。

このお店、驚いたことにプットゥの蒸し器まで売ってました。(プットゥも、好きではないので私は買わない)
それも、いつの間にか無くなってましたから、買う人はいたのですねー。
どんな人がプットゥ器を買うのでしょかね?



さらにこのお店、調理器具だけでなく、こんな物まで売ってました。
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説明もなく、こんな物が置いてあって、いったい誰が買うのかな?




今回気になって食べた物。
ミターイーセット。
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ブログ&ツイッター仲間のmoosldさんが購入した物を、ちょこちょこ味見させていただきました。
久しぶりに食べるインドスウィートは、いかにもインドらしい味です。
ちょこちょこ味見するだけで満足です。
(私は、ミターイーがそれほど好きではない)


ミターイーがそれほど好きではないはずなのに、
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見たことも来たことも無い物を見ると、興味をそそられちゃいます。


で、買っちゃう。
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カジュール(上)とバトゥシャ(下)
『ほんと、素朴。。。』です。


そう言えば、これも興味を持ったんだよなー。
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来年のスリランカフェスかナマステインディアのお楽しみとしとこっと。



料理の中では、これだけは興味を惹かれました。
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ダクシン(馬喰町の南インド料理店)のブースで買いましたが、同店では通用メニューにはありません。

食べてみたら、、、、
まあ、予想通りの味です。

見ての通り、魚にマサラしてフライした物。
たぶん、みなさんも「こんな味だろうな~」と予想すると思いますが、その通り(やや辛め)です。



この他、パニプリやバオパジやビリヤニやラッサムなどを食べましたが、特別に美味しい訳でもなく、「だいたいまあ、こんな物だよね」という感じ。
普段、インド料理店に行く機会が多い人には、特別美味しい物が食べられる訳でも、特別な料理がたべられる訳でもありません。
でも、なんだか楽しくていいのです。
きっと来年も行っちゃいます。



<追記>
*「特別美味しい訳でもなく」とか「予想通りの味」とは、『不味い』と言ってるのではありません。
「普通に美味しい」です。


<さらに追記>
「特別美味しい訳もなく」というのは、お店で食べる以上の味ではないという意味ですが、アノ設備とアノ大量販売の中で、お店と同レベルの料理が食べられるだけで本当はスゴイことなんですよね。価格もお店よりグッと安かったりするのですから。

「特別の料理がもなく」というのは、普段はお店で出していないような料理。(ネパーリフェスのチウラや、パキスタンフェスのハリーム、ニハリなど)
まあ、そういった料理は、私は喜びますが、一般的には買う人が少ないでしょうから、無くても当然なのでしょうね。。。

他の人の情報を見て、地雷(美味しくない物)料理も埋まっていたみたいだから、イベントでそういった物を踏まなかっただけ、すごくラッキー♪ と思うようになってきました(笑

03-3264-8986  千代田区九段南1-4-2

スリランカのカレーというのが分かりません。

そもそもスリランカ料理店というのは少なく、食べてみたくても食べる機会があまりないのです。
新宿勤務の時に、新宿にあるスリランカ料理店に何度かは行ったのですが、「これがスリランカカレー?」と思いました。
イメージとも違いましたし、あまり個人的好みには合わなかった記憶だけ残ってます。
(あくまで個人的嗜好。新宿のそのお店は歴史もある名店。多くの人が「美味しい」というお店です。)

そこで、今回はスリランカカレーを少しでも知ろうと、九段下のこちらのお店にやってきました。
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九段下にあるカンチャナというお店です。


噂には聞いていましたが、スリランカ料理店ではありません。
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お店の内装も、スリランカを意識した掲示が貼ってありますが、夜のメニューを見る限りは、スリランカには無関係な居酒屋メニュー。

ただ唯一、カレーだけが、スリランカの味としてメニューにあるのです。
カレーライス1000円。
カレーは5種類あって、5種類まで選ぶことができます。
『なんかすごーくいいシステム♪』

もちろん「5種類全部お願いします」とオーダー。

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ディナー1番乗りの訪問でしたが、エビカレーは品切れで4種類しかできませんでした。
オイオイ。


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コロンボ風のチキンカレー(上)とペントタ風チキンカレー(下)。
どちらもスパイスの使い方が、インドのカレーとは違って独特。
クローブって薬っぽい味がします(と私は思う)が、それとは違った薬っぽい風味のスパイス。
『なんだろ?』

コロンボ風は、『カシューナッツを使った』と書いてあったから、もっと甘ドロッとしたコルマ的なカレーを想像したのですが、サラサラでカシューの甘香ばしい感じもあまりしません。
なーんか不思議な味。


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そして、野菜カレー(上)とダール(下)。
野菜カレーは、豆がいっぱい。そしてココナッツを使用したカレー。
ココナッツの味と、インドスパイスにはないハーブっぽい香り。
『そうそう、これがスリランカのイメージだったんだよな~』
激辛好きな私ですが、こういった甘口タイプのカレーも美味しいです。

そして、ダール。
ココナッツとスパイスとハーブ。こちらは、それにさらに別の旨味が増えています。
その旨味は、口の中に入れてクチャクチャ食べるときに、よけいに広がります。

『あっ、これだ!』
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念願のモルディブフィッシュです。

「美味しんぼ24巻」で、山岡士郎一行がスリランカで食べたカレーが、モルディブフィッシュを使ったカレーだったので、一度食べてみたいと思っていたのです。
そう、それが私のイメージするスリランカカレーのひとつなのです。

ダールは、それだけでは旨味が出にくい(と思う)のですが、モルディブフィッシュを使うことでイノシン酸が増え、それが「美味しい」と思えるよう働きかけてくるのでしょう。
美味しいです。


スリランカ料理店ではないですが、知らなかった味を教えてもらえました。
『スリランカカレーも結構良さそうじゃん!』
まだまだ味見標本数が少ないので、別のスリランカカレーも食べてみて、「スリランカカレーとはどういう物か?」を知りたい思います。

あっ。このお店のエビカレーも食べに来なくちゃ、だ!


(おまけ情報)
もともとは、このお店はスリランカ人シェフがいたお店だそうです。
でも、いろいろあって、今はスリランカシェフはいなくなり、日本人のお店になっっているみたい。
カレーについては、昔からのレシピが残っていて、その味を継承しているらしいです。

と、いう事は、スリランカ料理に関しては、今後も今あるこのカレーだけしかないってことで、新しいスリランカ料理が出てくることは無さそうです。

残念。

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