インド料理に興味津々

インド料理を食べたり、食べたり、作ったり、食べたり。たまーにインドに行ったり。

2014年11月

インドの有名ビスケットParleーGに、
ワンランク上の「ゴールド」があります。
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ちょっと高級で、
パッケージの中は、
割れたりしないように紙箱に入っていますし、
さらに、湿気たりしないように、、密閉パッキングしてあります。

ちょい大きく、高貴であり、味わい深いというParle-G Goldですが、
実際に食べたところでは、
普通の物と、そんな違わないような。。。

私ぐらい、味に無頓着だとよく分かりません。
(普通のParle-Gを最後に食べたのも、ずいぶん前であり、
あまりハッキリ記憶に残っていない、というのもあるけど、。)



でも、「GOLD」と書いてあるだけで、
なんだか、優れた物のように感じながら、
ありがたく食べました。

台東区松が谷2-31-7

先月(2014年10月)頃にオープンしたのではないかというお店。
食べログの口コミを見たら、
「基本はインド料理店だけど、ネパール料理もできてアチャールが美味しかった。
裏メニューだけど、ダルバートも作ってくれる。」
との情報があったので行ってみました。


駅からは、ちょっと遠いですが、
新しいお店に行くのはワクワク気分なので、
あまり苦になりません。


お店のメニューは、
ごくありがちなインドネパール料理店のメニューにプラスして、
オムライスがあったり、チョコナーンやタンドゥーリーチキン寿司など
創作料理もある不思議メニューです。


メニューをパラパラっと見た後に、
「ネパール料理が食べたいのですが、何があるでしょうか?」
と探りを入れたのですが、
「ネパール料理でしたら、ネパールでよく食べられているモモとかタンドゥーリーチキンがありますよ」
とのことで、ダルバートの存在は確認できませんでした。


タンドゥーリーチキンがネパールでよく食べられているネパール料理と言うのは意外でしたが、
ネパールは多くの民族、コミュニティーが存在するので、
このお店のネパール人は、そういうコミュニティーだったのかもしれないと思うように努めつつ、
まず注文したのは、やっぱりモモ。
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皮が破れちゃって、ジューシーな肉汁が出ちゃっているのが残念ですが、
それ以上に残念だったのがソース(アチャール)。

「モモはアチャールが命」と思うようになっている私は、
スパイスが効いたゴルベラコアチャールが好みなのですが、
これは、それとは違った半透明のソース。
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「メニューに生春巻きもあったっけ?」と思いながら食べたこのソースは、
生春巻きにつけるソース(ヌクチャム)に似たタイプ。

ネパールは多くの民族、コミュニティーが存在するので、
このお店のネパール人のモモは、こういうソースのコミュニティーだったのかもしれない
と思うように努力しながら食べましたが、
個人的には好みではないタイプの味なのです。




この日はこれだけとし、
追加注文することなく帰りました。

こういった料理が一番好きな人にとって、
このお店は最良のお店なんだと思いますが、
たまたま私は、そうではなかった訳で、、、

駅までの帰路は遠く感じました。

インドで美味しい物と言えば、当然マンゴーとカレーですが、
それ以外で美味しいものと言ったときに私が挙げるのが
Hide&Seekのチョコビスケット。

通常のチョコビスケットが美味しいのですが、
それ以外にFab!シリーズというのがあって、
いろいろな味のクリームをサンドしています。

コレがそのうちのひとつ。
ストロベリー味。
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これも美味しい。

インドっぽさはないけれど、
インドはチョコビスケットも美味しいのでした。


ちなみに、Hide&SeekもParle社の製品です。

週末になると美味しそうな情報を発信するから、
つい行きたくなっちゃうお店です。


週末スペシャルは魅力的なメニューが登場するのです。

例えば、
このときの週末は「ケララ・ナーラン・ミールス」
ケララの田舎風料理の定食ってことかな?
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ケララ・フィッシュ・カレー:さわらと青マンゴーのカレー
ジンジャー・ラッサム:しょうがを効かせたラッサム
ビーンズ・トーレン:インゲンの炒め物
ワーラッキャ・メルク・パレッティ:青バナナのカレー
サンバル
マッタンニャ・オーレン:緑インド・カボチャとケララ・インゲンのココナッツたっぷりカレー
アッチャール2種類
アヴィール・パヤサム:ライス・フレークのプディング

一番は魚のカレー目当てで行ったけど、
青バナナのカレーが美味しくて一番気に入りました。



前回の週末は「ティッフィン セット」
「軽食セット」と訳されるけど、そんなに軽くはないです。
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イドゥリー:豆と米の蒸しパン
サンバル:野菜と豆のカレー
2種類チャツネ
イディヤッパム:米粉の蒸しそば
ベジタブル・シチュー
ウプマ 
ウルヌワダ:豆の塩味ドーナツ
パーラム・ポリー:バナナ・フィッター

サンバルがいつものサンバルとは別物なので尋ねてみたら、
ティファン サンバルだから、通常のミールスの時のサンバルとは違えているとのこと。
どっちのサンバルも美味しいです。

ウプマも美味しかったです。

ワダはそのまま食べて美味しいのに、
ココナッツチャツネが美味しくて、
それを付けないのももったいないと思って悩ましいし、
嬉しい、楽しい、食事でした。


次から次と、
いろいろ楽しませてくれます。

毎年この季節に注目しているのは東京外国語大学の学園祭「外語祭」

世界各国の料理の模擬店があって評判いいです。

ただ、私は数年前に行ってみたのですが、今年は行ってはいません。
(料理が得意ではないこどもの調理実習のような料理であり、その「頑張ってます」感を微笑ましく食することができるので楽しい企画だと思いますが、、、。)



私が注目しているのは言語表記。
なんたって、言語を専門に学ぶ学校であり、
言語に拘りがないなら存在価値がないような学校ですから。



昨年(だったか一昨年)は、
私達が「チャパティ」「チャパティー」「チャパーティー」などと表記している物を
ヒンディー語科の人達は「チャーパーティー」と記載していてビックリしたものです。

私は、ある語学の先生からネットで「チャパーティー」と教えられ、それを基本にしつつ、
実際に聞いてみると日本語の語感では「チャパティ」でもいいかと思っていました。
それらとは違って、外語大では「チャーパーティー」表記なので驚いたのです。


そして今年。

ウルドゥー語科の表記がコレです(ネットから写真をお借りしました)。
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実際に聞いた日本語の語感では「パコラ」、
長音を正しく区別するように表記するなら「パコーラー」だと思っていた
(私に教えてくださった先生は「パコーラー」表記だった)のですが、
外語大では「パコーラ」となるようです。
(私は言語に詳しくないのでどういうルールなのかは分かりません。)




そして、もうひとつ驚いたのが『チャーエー」。

(「チャーエーは間違いで、チャーエ」というコメントをどこかで見たような気もするのですが、)
こうやって堂々と看板に掲示してるし、
この看板掲載の後でもウルドゥー語科の方達がたびたび「チャーエー」と記載しているのを見たので、
この学校のウルドゥー語科では「チャーエ」と「チャーエー」の2種類の言い方があるようです。
(ちなみに、ヒンディー語の人達は「チャイ」)



外語祭は、
言語を専門とする学校の、
言語への拘りっぷりを知る事ができ、
毎年おもしろいです。

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